当院の入院患者様及び職員などにおける 
新型コロナウイルス感染症の発生につきまして
(第22報)

令和3年1月6日(水)

この度の件につきまして、患者様及びご家族様、関係者の皆様方に、多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

1月4日の第21報時点で、入院患者様から53名、職員から25名の合計78名の陽性者が判明しており、その後も対象者に対する検査を進めておりましたが、新たに5名(患者様2名、看護師1名、看護助手2名)の陽性が判明致しました。

新たに判明した5名は、12月24日(第14報)で報告させていただいたD病棟に入院中の患者様と勤務している職員です。定期的な一斉検査により、陽性が判明いたしました。当該病棟の患者様については、感染対策を講じた治療を継続しておりました。これら5名の方々は12月23日以降複数回の検査で陰性を確認しておりましたが、潜伏期間の関係で遅れて陽性が判明したものと考えております。

引き続き、院内感染が発生している病棟の患者様及び関係職員、入院中の有症者に対し検査を実施し観察を継続してまいります。

現在の感染者は、患者様55名、職員28名(看護師21名、看護助手5名、事務職員2名)の合計83名となっております。

※最初に院内感染が判明したA病棟 
患者様19名、職員6名 合計25名(14日目の一斉検査で新規陽性者発生0名)
※従来陽性患者様の受け入れをしていたB病棟
 職員4名 合計4名(14日目の一斉検査で新規陽性者0名)
※A病棟からの転棟患者様が陽性となったC病棟
 患者様9名、職員4名 合計13名
※12月23日に新たに判明したD病棟
 患者様25名、職員11名 合計36名
※その他部署
 患者様2名、職員3名 合計5名(院内感染との関連性不明)

引き続き管轄の静岡市保健所及び静岡市保健衛生医療課、静岡県DMATの関係者の皆様、徳洲会グループ感染管理部会の専門家の指導のもと対策の強化及び関係者の検査を実施していきます。

感染の拡大防止、終息に尽力してまいりますので、関係者の皆様方におかれましては、何卒ご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

静岡徳洲会病院
病院長 山之上 弘樹