栄養管理室の理念
- 安全な食事の提供
- 安全な食材を使用しています。
- おいしい食事の提供
- 病院食の既成概念にとらわれず、家庭でも召し上がるような自然体をめざし、調理師が中心となり心をこめて調理を担当しています。
- 治療に役立つ食事の提供
- 患者様の病態の合わせて適正な栄養量・栄養バランスの取れた食事を提供しています。
診療科・部門案内
受診のご希望はこちらへ
※ 科により応対する曜日が異なります。
診療表をご確認ください。
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管理栄養士8名、調理師9名、調理員及び洗浄員14名(2024年4月現在 徳洲会栄養部の職員含む)
入院患者、通所リハビリ利用者への治療の一環として、医師の指示に基づき管理栄養士の栄養管理のもと、疾患に合わせた食事を提供しています。
栄養管理室は医療の一環として「副診療部」に組織し、栄養に関する高度で専門的な業務を行っています。安全で季節感豊かな彩りのある美味しい食事の提供を第一としています。入院患者様の状況に合わせたきめ細かい食事対応を行い、基礎体力や免疫力の低下を予防に努めています。
チーム医療として、NST(栄養サポートチーム)や褥瘡回診、摂食嚥下回診、病棟カンファレンスに参加し、栄養状態の管理への取り組みも行っております。
その他、福利厚生の一として、職員食や併設の保育園の食事も提供しております。
院患者には、治療の一環として、管理~(途中省略)。また、個人の摂食状況に合わせて食事の形態を調整した嚥下訓練食やソフト食、きざみ食など、食べやすさと飲み込みやすさに配慮した食事内容も提供しています。
元旦:おせち料理
3月:ひなまつり
11月:秋の収穫祭
12月:クリスマス
12月:クリスマスデザート
ソフト食
ソフト食:クリスマスケーキ
ソフト食:チョコレートケーキ
行事食の内容は、以下のようになります。
月 | 行事 | 食事 |
---|---|---|
1月 | お正月・七草 | おせち料理・七草粥 |
2月 | 節分 | ちらし寿司・ようかん |
3月 | ひな祭り・春分の日 | ひし形寿司・桃ゼリー |
4月 | 開院記念 | 赤飯 |
5月 | こどもの日 | 柏餅風和菓子 |
6月 | 入梅の日 | 梅ちりめんご飯 あじさいゼリー |
7月 | 七夕・土用の丑 | そうめん・うなぎちらし |
8月 | お盆 | ようかん |
9月 | 敬老の日・春分の日 | 紅白ゼリー・さつまいもご飯 |
10月 | 秋の収穫 | 鮭ご飯・秋のフルーツ |
11月 | 文化の日 | ちらし寿司 |
12月 | クリスマス・大晦日 | クリスマス献立・年越しそば |
食事療法が必要な患者様に対して、医師の指示に基づき栄養指導を行っています。
相談内容は、糖尿病、高血圧、脂質異常症、腎臓病、低栄養、嚥下障害などを実施しています。管理栄養士が患者様の日常生活や食生活に合わせた内容でお話しておりますので、お気軽に声をおかけ下さい。
栄養相談は予約制となっています。
又、外来透析患者様には、必要に応じて透析中に栄養指導を実施しています。
医療講演にて、地域に対し生活習慣病改善教室などを実施しています。→ 医療講演会ご案内
摂食嚥下とは、食べ物を認識してから、口の中で噛み、飲み込みやすい大きさに変えて口から喉、食道、胃へ送り込むことです。
「口から栄養を摂る」ことは生きていくために必要不可欠ですが、年齢の低下等に伴い、摂食嚥下の機能が低下し、口から食べ物を摂取することが困難になる事があります。そこで摂食嚥下の支援として、耳鼻咽喉科医師、摂食嚥下認定看護師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士らが中心となり、支援が必要とする患者様に対し、嚥下内視鏡を使用し咽頭喉頭の様子を撮影しています。その結果を元に、口腔内環境の整備や食事形態の調整、栄養補助食品の提案などを行い、誤嚥なく安全に「口から栄養を摂る環境づくり」をサポートします。
褥瘡の悪化防止・治癒促進を目的に医師、看護師、薬剤師、管理栄養士等が協働して毎週水曜日に褥瘡回診を行っています。回診では、医師を中心に処置法や体位など、多職種で患者様の状態にあわせた計画を立案しています。管理栄養士は、褥瘡の状態や身体状況から必要栄養量を算出し、栄養量が不足している患者様には、エネルギー量の増量や、傷の回復促進にかかわるコラーゲンペプチドや亜鉛含有量の多い栄養補助食品の提案を行います。また、経管栄養の患者様の排便コントロールが不良な場合は、経管栄養剤の変更や粘度調整食品の提案を行うなど、早期改善に向けて栄養管理を行っています。
患者様の治療やケアの方針を共有するため、外科・内科ともに週1回ずつ、多職種で協働した病棟カンファレンスに参加しています。摂取不良の患者様に対して、なぜ食べられないのか、理由や原因を他職種で考え、食環境の整備や食事内容の提案を行います。退院支援一環として、自宅での調理方法や食形態の注意点、購入可能な栄養補助食品の推奨など栄養食事指導として介入しています。退院に向けより良い医療を提供できるよう管理栄養士は栄養の分野で治療に貢献しています。