業務案内

X線撮影

当科では単純X線撮影室が2室あり、それぞれ主に胸腹部の撮影と骨撮影に分けて業務を行っています。同じX線装置を使用し、撮像側はFPD(フラットパネルディテクタ)を用いて被曝量の減少や再撮影の減少に寄与しています。

現在は学会より出されている基準に準ずる撮影条件を用いてエビデンスのある検査を科内全員で行うように努力しています。

CT

CTとはconputed tomographyの略語で、文字通り体の断面像を撮影する機器です。当院は2020年3月よりのSOMATOM go.Top(シーメンス社製)の運用を始めました。このCTは価格を汎用機の値段におさえた上で、ハイスペックな機能を搭載した、今までとは少しニュアンスの違うCTになっています。その特徴として 、「低管電圧での撮影が可能になり造影剤の量を減量できる。」「被爆の低減のための様々なアプリケーションを搭載している。」「画像処理のスピードが格段に速い。」などです。これらの機能を駆使し有用な画像の提供が出来るように日々研鑽しています。

MRI

MRI(磁気共鳴画像)は、大きな磁石を用いて人体内の構造を断面像として写す装置です。
人体内の動きのない部分を非常に細かく調べる事が出来ます。
また、人体内の水の情報を元に画像を作成していますので、
そのときの組織の状況もよくわかるのが特徴です。
血管を造影剤を用いずに調べたり、軟部組織の微妙な違いを表したりすることが出来ます。

欠点としては、構造上体の入る場所(ガントリー)が狭く、圧迫感があることや、
撮像する上で必要な磁場をかけるために、大きな音がすることです。
検査時間は15分~1時間程度です。
時間や音に関しては担当者にご相談ください。

一部、人体内の人工物については検査が出来ない場合や、
画像の質が悪くなる場合があります。
検査前の問診票にてご確認ください。

骨塩定量検査

2019年12月より、今まで使用していた機器から現在の腰椎測定の機器に更新しました。

精度が上がり、骨粗鬆症の診断や、治療方針の決定などに寄与しています。

PET-CT

2020年8月より、最新の機器に更新しました。(静岡県第1号機)

PET-CTは窒素、酸素、フッ素、炭素などの放射性同位元素を用いた、PET検査と、位置を正確に同定するためのCT検査を組み合わせたものです。

当院ではサイクロトンを用いて自家製造のFDGを使用し、主にがんの診断やがん検診を行っています。

薬の投与から検査終了までは半日ほどかかります。

現在のがん検診では、感度、特異度ともに最高の検査ですが、すべてのがんが検出できる訳ではありません。
また、薬の価格が高く、検査の料金が高いのが欠点です。

わからないことは担当のスタッフなどにお尋ねください。

マンモグラフィ

2017年3月に現在の機器を導入しました。
被曝量の軽減や、断層像の撮影が出来るなど最新の機能を備えています。

主に検診での使用をしていますが、マンモグラフィ検査は40歳以上で有効であるという
エビデンス(医療行為における根拠)がありますので、2年に1度の検査をおすすめします。

現在デジタルマンモグラフィ認定施設取得のためにスタッフも頑張っているところです。

血管造影検査

血管の中にカテーテルを入れて、診断や治療を行うものです。

現在稼働中の機器は、心臓専用機として導入しましたが、透析患者様のシャントの治療や、月に2度非常勤の循環器専門医による心血管の診断・治療、月に1度の非常勤放射線科専門医による様々な臓器の診断・治療などで活躍しています。

核医学(RI)検査

放射性同位元素を用いて、脳や心臓、あるいは内分泌系の臓器の検査、
また、骨の状態の変化を見る検査などを行います。

現在の機器は開院当初からのものですが、大きな故障もなく様々な検査で活躍しています。

X線透視検査

2階に開院当初からの機器、3階内視鏡室内に2019年8月より稼働した機器の2台あります。

2階の機器は、検診の胃の検査や、整形外科の整復(骨折の初期治療や脱臼の回復)、
その他の検査で使用しています。

3階の内視鏡室内の機器は、外科系検査(PTCDや瘻孔造影など)やERCP(内視鏡的な膵管・胆管の造影)などで使用しています。