令和2年12月15日(火)

この度の件につきまして、患者様及びご家族様、関係者の皆様方に、多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

12月14日の第6報時点で、入院患者様から14名、職員から6名の合計20名の陽性者が判明しておりましたが、14日夕方に新たに2名の陽性(患者様1名、看護師1名)が確認されました。

新たに陽性が判明した1名の患者様は、院内感染が発生している病棟に入院中の患者様で、
すでに陽性となられた患者様と同室であったことから、感染対策を講じた治療を継続しておりました。この患者様は12月9日時点で一度陰性を確認しておりましたが、潜伏期間の関係で遅れて陽性が判明したものと考えております。

また、新たに陽性となった看護師については、12月14日(第5報)で報告させていただいた、院内感染が発生している病棟とは別の病棟で陽性となった患者様(院内感染が発生している病棟に一時的に入院していた患者様)を受けて実施した当該病棟の一斉検査にて判明いたしました。当該看護師は無症状であり、12月10日に一度陰性を確認しておりましたが、陽性となった患者様の担当をしていたことがわかっております。この病棟からも2名(患者様1名、看護師1名)の陽性者が出たことをうけ、この病棟の患者様及び職員についても定期的な検査を実施していきます。

現在の感染者は、患者様15名、職員7名(看護師4名、看護助手1名、事務職員2名)の合計22名となっております。

早急に事態の収拾を図るため、引き続き管轄の静岡市保健所及び静岡市保健衛生医療課、静岡県DMATの関係者の皆様、徳洲会グループ感染管理部会の専門家の指導のもと対策及び関係者の検査を実施しております。

感染の拡大防止、終息に尽力してまいりますので、関係者の皆様方におかれましては、何卒ご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

静岡徳洲会病院
病院長 山之上 弘樹