当院の入院患者様及び職員などにおける 
新型コロナウイルス感染症の発生につきまして
(第16報)

令和2年12月26日(土)

この度の件につきまして、患者様及びご家族様、関係者の皆様方に、多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

12月25日の第15報時点で、入院患者様から40名、職員から22名の合計62名の陽性者が判明しておりましたが、新たに9名の(患者様7名、看護師1名、看護助手1名)陽性が判明しました。

新たに判明した患者様の7名は12月24日(第14報)で報告させていただいたD病棟(12月23日に新たに陽性者が判明した病棟)で、すでに陽性となった患者様と同室等であった患者様です。定期的な一斉検査により、陽性が判明いたしました。当該病棟の患者様については、感染対策を講じた治療を継続しておりました。これら7名の患者様は12月23日以降1~2回の検査で陰性を確認しておりましたが、潜伏期間の関係で遅れて陽性が判明したものと考えております。

また、その他新たに判明した看護師1名と看護助手1名もD病棟に勤務している看護師で、2名とも発熱等の症状があり検査を実施したところ陽性が判明いたしました。

現在の感染者は、患者様47名、職員24名(看護師19名、看護助手3名、事務職員2名)の合計71名となっております。
※最初に院内感染が判明したA病棟 
患者様19名、職員6名 合計25名(14日目の一斉検査で新規陽性者発生0名)
※従来陽性患者様の受け入れをしていたB病棟
 職員4名 合計4名(14日目の一斉検査で新規陽性者0名)
※A病棟からの転棟患者が陽性となったC病棟
 患者様8名、職員4名 合計12名
※12月23日に新たに判明したD病棟
 患者様19名、職員7名 合計26名
※その他部署
 患者様1名、職員3名 合計4名(院内感染との関連性不明)

なお、昨日12月25日には静岡市保健所関係者の皆様、静岡DMAT関係者の皆様(感染対策チームメンバー含む)に来院頂き、現状の確認、対応方針に関する助言を受けました。

早急に事態の収拾を図るため、引き続き管轄の静岡市保健所及び静岡市保健衛生医療課、静岡県DMATの関係者の皆様、徳洲会グループ感染管理部会の専門家の指導のもと対策の強化及び関係者の検査を実施しております。

感染の拡大防止、終息に尽力してまいりますので、関係者の皆様方におかれましては、何卒ご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

静岡徳洲会病院
病院長 山之上 弘樹