当院の入院患者様及び職員などにおける 
新型コロナウイルス感染症の発生につきまして
(第18報)

令和2年12月29日(火)

この度の件につきまして、患者様及びご家族様、関係者の皆様方に、多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

12月27日の第17報時点で、入院患者様から49名、職員から24名の合計73名の陽性者が判明しておりましたが、新たに3名(患者様3名)の陽性が判明しました。

新たに判明した3名のうち、2名の患者様は、D病棟(12月23日に新たに陽性者が判明した病棟)の患者様です。予定していた定期の検査で陽性が判明いたしました。当該病棟の患者様については、感染対策を講じた治療を継続しておりました。これら2名の患者様は12月23日以降2~3回の検査で陰性を確認しておりましたが、潜伏期間の関係で遅れて陽性が判明したものと考えております。もう1名の患者様はC病棟(A病棟からの転棟患者が陽性となった病棟)の患者様です。同じく予定していた定期の検査で陽性が判明いたしました。12月14日以降4回目の検査でした。

現在の感染者は、患者様52名、職員24名(看護師19名、看護助手3名、事務職員2名)の合計76名となっております。

※最初に院内感染が判明したA病棟 
患者様19名、職員6名 合計25名(14日目の一斉検査で新規陽性者発生0名)
※従来陽性患者様の受け入れをしていたB病棟
 職員4名 合計4名(14日目の一斉検査で新規陽性者0名)
※A病棟からの転棟患者様が陽性となったC病棟
 患者様9名、職員4名 合計13名
※12月23日に新たに判明したD病棟
 患者様23名、職員7名 合計30名
※その他部署
 患者様1名、職員3名 合計4名(院内感染との関連性不明)

早急に事態の収拾を図るため、引き続き管轄の静岡市保健所及び静岡市保健衛生医療課、静岡県DMATの関係者の皆様、徳洲会グループ感染管理部会の専門家の指導のもと対策の強化及び関係者の検査を実施しております。

感染の拡大防止、終息に尽力してまいりますので、関係者の皆様方におかれましては、何卒ご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

静岡徳洲会病院
病院長 山之上 弘樹